<Story No.11:焼きそばパンを守れ> (学校の昼ベル) 校長:おっ昼だよ〜ん! 千歳:みんな何を急いでるの? わぴ子:みんな購買でパン買うの、給食だけじゃ足りないみたい。 千歳:ふ〜ん、食欲旺盛ね。 でも購買って懐かしい響き。(想像モード) 女生徒A:私はクレープシュゼットにしましょ、藤ノ宮さんは何をお求めになるの ? 千歳:私はやっぱりクロワッサンサンドにしますわ。 わぴ子:くろわっさんど? 千歳:!? クロワッサンサンドよ! クロワッサンしってるでしょー!? わぴ子:うーうん 千歳: えぇ!? クロワッサンも知らないなんて、 じ、じゃあここの購買には・・・い、いったい何が? 牛:わぴ子さーん! 千歳:・・・いったい何が・・・・? 牛:買ってきました! 危うく売り切れるところでしたぜ。 わぴ子:サンキュー♪ ちーちゃん、 千歳:・・・いったい何が? わぴ子:これがうちの購買でダントツ一番人気の焼きそばパンだよーん! 千歳:や、  や、 や! 焼きそばパーーン!?・・・(奈落のそこに落ちる) ・・・かたやクロワッサンサンド・・・かたや焼きそばパン。 もろに都会と田舎だわ・・・ こんなことがユリカにでも知られたら(想像モード) ユリカ:オホホホホホホ、焼きそばパンなんて見たことも聞いーたこともありませ んわ 藤ノ宮千歳おとろえたりぃー! あなたばっかり!ただの田舎者ねー!(高笑い) 千歳:ちがーう!! 私はあんたなんかに負けないわ! そうよ!そうよ!そうよ!!そうよ!!! そのためにはあのみょうちくりんなパンを! よしっ! (朝礼) 告知! 今日から焼きそばパンは禁止!理事長命令よ、いいわね!!? ALL:え〜〜!? アオイ:何また思いついたんだ?あの女はぁ〜 秀:まあ彼女の性格上、焼きそばパンの素朴さとは相容れないのは分かるけど こればっかりは好き好きだしなー 千歳:何言ってるのよ北田君! 仮にも私は理事長なのよ、理事長が禁止だといったら何がなんでも禁止なの。 今日から生徒会メンバーには、焼きそばパンのいっさい取り締まりをやってもらい ますからね! 三人:ええ〜!? 千歳:いいわねー! 三人:・・はい 秀:ええ、理事長命令により焼きそばパン検査をします。 みんな机の中のものを出してください。(教室:ええーー!?) す、すみません。 アオイ:理事長様の仰せだからよ。 ポケットの中を改めさせてもらうぜ。 ブン太:ええ!?ええ!? (アオイ、ポケットのぞかれて) アオイ:オレはいいの! わぴ子:(メガホンで) みなさーん!ちーちゃんが焼きそばパン嫌いなのー。 悪いけどみんななるだけ持ってこないでねー。 なーに?ぎょぴちゃん。 (ぎょぴちゃんなんか言う) なるったけじゃダメじゃないかって? そうかなー。 千歳:ダーメに決まってるでしょ! 禁止よ禁止!校内ゼロにしてくれって言ったのよ! それを何よ!? オレはいいの、だの☆ なるだけ持ってこないでね〜、だの☆ 手〜ぬるいにも程があるのよ! 秀:で、でも成果はかなり上がってますし。 ボクが調べた範囲では、持ち込みはほとんどゼロに・・・!? 千歳:今朝からお昼までの間に私一人でこれだけ適訳できたのよ・・・ あんたたち3人もいて一個も適訳できないのはたーるんでる証拠でしょーーがーー ー!! ・・・って二人・・・ アオイはどうしたの・・・?(怒) 秀:どうしたのって・・・そのー、あのーつまり・・・え・・・ 千歳:どーなのよ、わぴ子!!? わぴ子:えーっと、なんだっけ・・・ そうだ☆伝言があったんだ。 「いっせい取り締まりに大反対!オレは焼きそばパンを守るぜ!」って わぴ子すっかり忘れてた☆ 千歳:なんですって・・・? アオイ:見てろよー、千歳のアホ理事長め。 焼きそばパン人気の底力をみせてやる。 このアオイ様がいる限り焼きそばパンの火は消させねーぜー ・・・え? 千歳:にっひっひっひ、見つけたわよ。 アオイ:ゲッ!なんでここが!? 千歳:理事長の私に分からないことなんてあると思って? さあ〜むだな抵抗はやめて観念することね☆ アオイ:イヤなこった! 千歳:アオイったら待ちなさーい!待てー!! アオイ:待つわけねーだろ! 不良牛: (謎笑) 千歳:アオイーー!! まったく・・・・逃げ足の・・・早い・・・・ でも!これで、校内の焼きそばパンを完全に追い出せたはず! ブン太:あ〜あ、足りないゴハーン・・・ん? 今のは・・・何? (教室内) 千歳:どうしちゃったのよあんたたち! な・・・なんだってゆーのよっ! わぴ子:本当にみんなどうしたの、秀ちゃん? 秀:・・実は、これはまだ未確認の情報なんだけど、 校内に闇、つまり非合法で焼きそばパンを売るやつがいるらしいんだ。 値段もひどく高いらしい。 けどこのことが千歳さんにバレたら、彼女張り切って全部押収しちゃうだろ? それを思うとみんなやっぱし秘密を守ってしまうんだよ。 わぴ子:焼きそばパン、売ってるんだって? 不良牛:だったらどうする? わぴ子:一個売って。はい、200円。 不良牛:200円だと?(笑) (キラーン)一個千円だ! わぴ子:なんで焼きそばパンが千円もするのよ!? 不良牛:こっちだって危ない橋渡ってんだぜ、 いやならとっとと・・・! わぴ子:ああ!?不良牛! 不良牛:!?わ、わわわわぴ子さん!(おびえて開き直る) っということで、ああいい天気だ〜(汗) わぴ子:ダメ!許さない! (走ってる) 不良牛:ごめんなさ−いいぃぃ! わぴ子:待てーーー!! 千歳:!? わぴ子:・・・ちーちゃん! 千歳:は・・・はい わぴ子:これが闇値で出回ってた焼きそばパン。 この不良牛が一個千円もとってたんだよ。 不良牛:でへへへへ、そうなんです。 わぴ子:笑うんじゃない。 不良牛:は・・・はい わぴ子:でも本当に悪いのはちーちゃんなんだ。 千歳:・・・え? わぴ子:ちーちゃんが禁止なんてしたから、焼きそばパンが地下に潜ったりしたん だよっ。 ちーちゃん♪いいじゃない誰が何食べたって。 ぎょぴちゃんだって、焼きそばパン 大ー好きなんだよーーん!! ね☆ 千歳:ああん、分かった分かったわよ!勝手にすればいいでしょ! わぴ子:うわーーい!だからちーちゃん大好き! 千歳:ちょっと!やめてよ! わぴ子:ちーちゃんだーい好きーー! 千歳:やめてったらー! (朝) わぴ子:というわけで、めでたく焼きそばパンは解禁なの。 アオイ:とかなんとか言っちゃって、これでオレたちつかまっちまうんじゃねえだ ろうなー。 秀:まさか千歳さんもそこまではしないだろう。 ?・・・なんだ? わぴ子:「告>禁止は解除してあげるけどせめて名前は変えてよね。 今日からあれはクロワッサンサンド、前の名前では呼ばないように。」 アオイ:あいつの性格いまいちわかんねー。 秀:まっいいじゃないか、名前くらいなら。 わぴ子:ほぉん・・・でもあれはどう見たって焼きそばパンンン・・・!(口押さえ られた) 千歳:こっちだってめちゃ折れたんだから、名前くらい変えさせてよ。 このクロワッサンサンド、けっこうおいしいわー。 うん、おいしい!おっほほほほほ! ぎょぴ: (あっけにとられてる)