<StoryNo.10:避難訓練大会> 秀:えーとこうなってと、ああダメだダメだ!今月も赤字だ。 大体この「ドレス代」ってなんですか、生徒会長。 電卓を節約してそろばんを使ってるのに。 (外がさわがしい) ですから、くれぐれも生徒会費をく個人的に使わないでくださいね、生徒会長。 ん? 千歳:あ、あらごめんなさい。 ところで北田君外がずいぶんと騒がしいみたいだけど。 秀:ああ、あれは今日の避難訓練の練習をしてるんですよ。 千歳:避難訓練の練習? (外がさらに騒がしくなる)!? 秀:せ、生徒会長! ・・・っく、なんなのー!? 秀:ああ!!カーテンが・・・ (避難訓練の練習) 校長:よーし始め!(ピーッ) (バケツリレー) (避難用スライド) わぴ子:わぴ子行きまーす! わーい、さいっこー!ぎょっぴー! 先生:5秒15 アオイ:それっ。 先生:5秒08 アオイ:やったー、わぴ子に勝った! こんどもオレが優勝だぜー、今年のバツゲームは厳しいぞー! ブン太:えー、やっだなー。 わぴ子:大丈ー夫、大丈夫。 本番では絶ー対わぴ子が勝つから。 千歳:何やってんの? 先生:あ、あの私は止めたんですけど・・・その、校長がー・・・ わぴ子:今日の避難訓練大会の練習だよー。 千歳:避難訓練大会? 何バカなこといってるのよ。 大会じゃなくて、ただの避難訓練でしょ? わぴ子:ちがうもん、避難訓練大会だもん。 避難訓練大会は楽しいんだよー、優勝した人が一番ビリの人にバツゲームをだすの ー。 アオイ:千歳ー、練習しとけよー。 ビリになったらオレのバツゲームが待ってるからなー。 千歳:今日は避難訓練大会じゃなく、ただの避難訓練よ! (えーー!?) 新田舎ノ中は都会ノ学園に負けない名門校になるのよ。 避難訓練大会なんてそんなバカバカしいことがやれますか! さっさとそれをはずしなさい! こっちに、よこしなさーい! 校長:理事長、まあそうムキにならなくても。 もっと気楽に・・・ 千歳:やらないと言ったらやりません! さ、分かったらさっさと体育館に行くのよ! わぴ子:でも、ちーちゃんまだ火の始末が・・・ 千歳:理事長命令よ!!! (はーいい!!) (体育館だ) 校長:えー本日は避難訓練大会ではなく、避難訓練です。 皆さんまちがえないように。 (えーー!?) 非常ベルが鳴ったら担任の先生に従いすみやかにグラウンドに出てくださーい。 (火事が始まる) 先生:えー、それでは38ページを開いて(ベルが鳴り出す)お? ブン太:ああ、避難訓練だー。 千歳:落ち着いて! ヘンね、まだ2時間目じゃない。避難訓練は3時間目のはずだけど・・・ 秀:ボクが見てきましょう。 千歳:お願い わぴ子:わぴ子もー。 千歳:あんたはいいの。 校長:肉まん!んーいまいちじゃな。 秀:あ、あのー・・・ 校長:非常ベルを鳴らすのは3時間目じゃろう?ワシは押しとらんよ。 秀:ヘンだなー・・・失礼します。 (ベルを消しながら)おかしいな。 ブン太:あ、止まった。 秀:うーん・・・(生徒会室を開けて火事に遭遇)ああ!?おわ! 先生:静かに! ブン太:か、火事だ! 本物の火事だよ〜! 千歳:せ、先生!みんなを、みんなを誘導してください! 先生:み、みんな落ち着いて!2列に並ぶんだ! (避難中) か、階段が!? 千歳:先生!しっかりしてください、昨日打ち合わせたとおりにやればいいんです から。 先生:き、昨日の打ち合わせでは階段を使うことになってたんですー! どうしたらいいんだ!? 千歳:そんな時のためにシュートがあるんじゃない? ど、どうして!? アオイ:今朝おめぇが持ってっちゃったろうが。 千歳:・・・そ、そんな〜(涙) 私たちここで死んじゃうの〜? ブン太:死にたくない。 わぴ子:うん!シュートがなくても大丈夫だよー。 よっと。 ほら出来上がり! それじゃ、みんなで訓練大会始めよー!! (おーー!) アオイ:オレが一番に決まってるけど、まっしっかりタイム計ってくれよな。 わぴ子:まかせてピ☆ 用意、スタート! アオイ:それ! ストップ! わぴ子:20秒05 ブン太:次オレ。 (千歳:え!?) アオイ:気を付けて。 さっ あっちに避難するんだ! 校長:付いてらっしゃーい!(はーいい!) 秀:生徒会長は? アオイ:まだ中だよ。アイツ見栄っ張りだかんなー。 人前でロープつたって下りるくらいなら、死んじますからなー。 秀:それはちょっとマズイんじゃないか? アオイ:そうだなー・・・ 先生:(泣)こ、恐いよ〜!! わぴ子:大丈夫、しっかりロープに捕まって。 もう大丈夫だよ、さっち−ちゃんの番だよ。 千歳:む、無理よー。 わぴ子:大ー丈夫、簡単だってぇ。 千歳:ダメよ! わぴ子:うわ! 千歳:・・ずっとお嬢様してたのよ、あんたたちみたいな田舎者の体力はないのよ 〜。 わぴ子:そんなことないと思うけどー。 千歳:美人薄命っていうけど、本当だったのね。 お父様!もうすぐそばに参ります!(涙) アオイ:おーーい!!千歳のドブスーー! 秀:ドブスー! アオイ:デブで重いから下りられないのかーー!? ドブスデブーーーー!! 秀:ドブスデブー! 千歳:あんだぁってぇーー!!!? この美しい千歳様がドブスですってぇ!? ブスでデブか見てもらおうじゃないのぉー!! わぴ子:気を付けてねー。 アオイ:来た来た! 秀:アオイって生徒会長の性格、よく掴んでる。 アオイ:まぁーなー☆ 千歳:バカ野郎ー!ふざけんじゃないわよ! 秀:大丈夫ですか?生徒会長 わぴ子:わぴ子いきまーす。 アオイちゃんちゃんとタイム計ってよ。 アオイ:おーっし、まかせとけー。 千歳:わぴ子!! わぴ子:うわーい!いぇーい! アオイちゃんタイムは? アオイ:えぁ・・・3秒ジャスト!? わぴ子:うわーい!うわーい!新記録だーい! アオイ:おまえが今朝の練習を途中でやめさせるからこんなことになったんだぞ。 千歳:ふん、悪かったと思ってるわよー。 アオイ:おまえー!!それが反省してる態度か!? (まあまあ) このくらいで許したらこいつますますつけ上がるだけだぞ! ここはきっちりバツをだな! わぴ子:ちーちゃんはちゃんとバツを受けるんだよ、ビリだったからね。 千歳:えぇ? わぴ子:わぴ子のバツゲームをちゃんと受けるよねー? 千歳:分かったわよ・・・・ わぴ子:今度からは避難訓練じゃなくて避難訓練大会にすること! 千歳:しかたないわね (いえーい!) わぴ子:それからねー 千歳:え!?まだあるの!? わぴ子:遠足は春と秋!かならず2回やること。 飼育小屋も直してほしいしー、えっとそれからー 千歳:え〜・・・・ わぴ子:それから火事に気を付けること! ねっ ちーちゃん☆ ぎょぴ:火の用心!!